読書終了「うちの父が運転をやめません」
垣谷美雨さん著「うちの父が運転をやめません」
図書館で借りた本。
何回か読んだ事のある、垣谷さんの本は、
身近なテーマと、主人公が普通の平凡な中年である事、家庭に不満を持ちつつも明るく解決してくれる事など、共感する内容が多く、
またとても読みやすいので、好きな作家さんの一人です😄
今回、図書館で借りた本「うちの父が…」は、50代の都会で働くサラリーマンの雅志さんが主人公。
とてものんびりした片田舎に、雅志さんの父母は二人で暮らしているが、
雅志さんのもっぱらの心配事は、78歳になる父親が、車の運転をやめない事。
息子の息吹くんと帰省した時に、運転をやめるよう説得しても、
田舎暮らしから車がなくなると、不便な事が多く、通販の利用や都会暮らしのトライアルを試みるも、失敗に終わる。
そのうち、雅志自身も自分の将来が気になり出し、息吹くんと一緒に田舎に移住して、移動カー販売を始める…という内容。
高齢者の運転事故は、私も他人事ではありません💦
実父も80歳近い年ですが、運転します。
実家に帰ると、車をぶつけた跡があったりするので、心配です…。
この世代の男の人って、人の言う事を聞き入れませんよね。
だから余計に困ります😓
かと言って、運転免許証を返納すると、父の楽しみを奪ってしまうようで、それも出来ないでいます。
父親の立場、母親の立場、息子の立場、嫁の立場、それぞれに言い分があり、納得するストーリー展開に、ただただ面白く読めました。
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